【大学受験】京大文系学部 それぞれの特徴

こんにちは!現役京大生のぽとろです!

今回は私が京都大学を受験し、現在現役京大生として様々な人と関わっている経験から、京都大学の文系学部(文学部、総合人間学部、教育学部、経済学部、法学部)それぞれの入試難易度、特徴や違いについて解説していきます。

(独自性のある記事にするために主観マシマシです。ご了承ください)

京大を受けるにあたってどの学部を受験するか悩んでいる方は是非参考にしてください!

入試難易度

まずは入試難易度についてです。ざっくり私が受験生時代に感じていた難易度は、

総人≧経済>文>教育=法

という順番です。他の受験生の話を聞いていてもだいたいこんな感じだったと思います。

ですが難易度は個々人の受験科目やその年の傾向によって若干前後します。

例えば総人は数学の配点が他の学部より高いため、数学が得意な人は入りやすく、逆に文学部は数学の配点が低めなので数学が苦手でも入れる人が多いです。

私は文学部に所属しているので、文学部の人の話をよく聞くのですが、だいたいみんな数学は苦手だったようです。5割取れてればそこそこで、たまに3割とかの人も見かけました。

逆に総人の人に話を聞くとだいたい数学は6,7割取れてる人が多いイメージでした。

また私が受けた年は文学部の倍率が例年より高く、「今年の文系最難関は文学部だったのではないか」と言われたりもしています。(そんな年に入れてほんとによかった~)

そもそもの話になりますが京大文系入試では基本的に数学以外の教科は大きな差がつきにくいので、基本的に数学ができるかできないかで受ける学部を決めている人が多いです。

特に総人は数強、文は数弱が多いです。他の学部は科目関係なくだいたい上記の難易度順です。

受ける学部を決める際はまず数学に自信があるかどうかを判断基準にするとよいでしょう。

「絶対○○学部に行きたい!」という人は当然そこに受かるために努力すれば問題ないですが、そうではない人はしっかり考えましょう。「違う学部なら受かってた」という結果となってしまってはとてももったいないですからね。

それぞれの学部の特徴

ここからは個人的に京大に入って感じている各学部の特徴を主観マシマシで語っていきます!

文学部

まずは私が所属する文学部です。世間的なイメージは「根暗」とか「本ばかり読んでそう」という感じかもしれませんが、以外とキラキラした人も多いです。

ですが、やはり文学部というだけあって、他の学部よりは大人しめな人が多いです。私はそこまでキャピキャピしたいという性格ではないので、文学部の落ち着いた雰囲気はとても居心地がいいです。

そして、以外と本が好きという人は少ないです。そもそも「文学部」は「文学学部」ではありません。つまり文学を学ぶ学部ではなく、「文」を学ぶ学部です。

ちなみに「文」というのは私もいまいちわかっていません(笑)とにかく文学がメインではないのです。

本が好きな人ももちろんいますが、多くの人は歴史、言語、心理学、哲学、宗教など人間の思想や文化に関わることに興味があって文学部に来ています。

また学部の学問の特徴ゆえか、言語の成り立ちや文化の意義など、あまり経済的な利益や実社会の問題とは関係ないようなことをじっくり考えられる人が多いように感じます。

普段からそういう話ができるのは文学部の魅力だと感じています。

総合人間学部

総人は端的にいえば変な人が多いです(笑)たくさんの言語を話せる人、ひたすら哲学に打ち込んでる人、Twitterでバズりまくってる人、変なサークルで活動してる人、社不すぎて全然単位取れてない人、変な見た目の人など上げればキリがありません。

学べる学問の幅が広い分、本当に色んな人がいます。

また、何かの記事で総人が京大の中で一番留年率が高い学部だという話を見たのですが、個人的にはとても納得しています。なぜかというと総人はどんな学問でも学べる分、学びたい学問が決まっていないと何をしていいかわからなくなりがちだからです。結果として専攻したい学問が決まらず、単位も取れないということになっているのでしょう。

「なんでもできるから総人に行きたい!」という人は、ある程度やりたい学問を決めたうえで入ったほうがいいかもしれません。まあ、多少の留年はモラトリアムの一部と言えなくはないかもしれませんが(笑)

教育学部

教育学部はまず人が少ない!(笑)他の学部は1学年200人くらいいますが、教育学部は60人くらいしかいません。

それゆえか学部内の仲は結構いいみたいです。私の所属する文学部は人が多い上に専攻の幅が広くあまり学部内で仲良くなるチャンスは多くないため、人と会う機会が多い教育学部は少し羨ましいです。

教員を養成する学部ではないため、いわゆる教育大学のように子供が好きで入ったという人はあまりいないイメージです。それよりは教育の方法論や心理学の方面への関心が強い人が多いです。

経済学部

パラ経という言葉があるように、他の学部よりも明るい人が多く、またそれほど学問に関心が無い人も多いイメージです(違ったらめちゃくちゃ失礼ですね(笑))

比較的卒業は楽なようで、とにかく大学では遊んでやるぞ!と意気込んでいる人が多いです。

私は入学してから何人もの経済学部の人と会ってきましたが、経済学の話をしている人は一人もいませんでした(笑)

まあ大学のうちにしっかり遊んでおくことも大事と言われていますし、こういう大学生活も大いに結構だと思います。

経済に興味がある人は勿論、大学では遊びまくりたい人にもおすすめです。

法学部

法学部はどうやら他の学部より勉強が忙しいらしいです。というのも、他の学部よりもテストで評価される単位が多いため、しっかり勉強していないと全然単位が取れないようです。

とは言っても段違いで忙しいというわけではなく、多くの人が普通の大学生活を送っています。

学生の印象は、なんとなくまじめな人が多いイメージです。あと法学部というだけあってか未成年飲酒に厳しい人が多いです(笑)

一般的な大学生活を送ることはできますが、入るならある程度勉強する覚悟を持っておいたほうがいいかもしれません。

まとめ

以上で京都大学文系学部の比較を終わります。京大には行きたいけど学部を決めかねているという受験生の方も多いと思います。是非この記事を参考にして難易度の理解を深め、学生生活のイメージを膨らませてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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