【目標点別】共通テスト古文の勉強法

こんにちは!現役京大生のぽとろです!

今回は私が京都大学に合格した経験から、共通テスト古文の勉強法を目標点別(6割、8割、10割)に解説していきたいと思います。

必要な情報を手早く参照できるように、各参考書は【特徴】、【使い方】という二つの項目で解説しています。興味のある所だけでもご覧ください。

共テ古文という科目の性質

共テ古文は本文自体はかなり難解です。実は難関大の二次試験よりも難しい文章が出題されることも普通にあります。(余談ですが、私が受けた京都大学では共通テストよりだいぶ簡単な文章が出題されていました。)しかし、二次試験では本文を理解したうえで自分の言葉で表現することに重きが置かれている一方、共通テストでは本文の理解が求められています。

ですから、共テ古文では本文をしっかり理解することが高得点への近道です。着実に努力を重ねていけば8割、9割や満点を取れる可能性も十分にあります。ただ、闇雲に単語を覚えたり問題をたくさん解いたりするだけでは点はなかなか伸びないのも事実です。この記事で紹介されている参考書や勉強法で最短で高得点を目指しましょう!

6割に到達する方法

必要な参考書は以下の通りです。

・古文上達

・ゴロゴ古文単語

古文上達


【特徴】基本的な文法事項を一通り学べます。

【使い方】すべて理解できるまで何周でもやりましょう。特に動詞、助動詞等の活用や助動詞の意味は今後読解に重要になってくるのでしっかり理解し、暗記すべきところはこの段階で覚えてしまいましょう。逆にここで覚えられていないと後でまた戻ってくることになり二度手間になってしまいます。

ゴロゴ古文単語


【特徴】古文の読解に必要な古文単語を「語呂」で覚えることができます。市販の普通の単語帳と載っている単語はあまり変わりませんが、覚える労力は大きく減らすことができます。学校配布の古文単語帳があり、ある程度覚えられている場合はそちらでも構いません。

【使い方】ひたすら暗記です。古文は多義語(複数の意味がある単語)が多く、その複数の意味の区別が必要な場面も多いです。一単語につき一つの意味ではなく、しっかり語呂に含まれている意味を全部覚えるようにしましょう。

8割に到達する方法

必要な参考書は以下の一冊です。

最短10時間で9割とれる共通テスト古文のスゴ技


【特徴】古文の読み方、文法知識の使い方、着目すべきポイントなどがコンパクトに載っています。巻末には重要単語集もあります。

【使い方】まずは一通り読んで、問題を解きましょう。知らない解法や間違えた問題があったらしっかり復習してください。この参考書の後に実際に過去問や予想問題を解くことになりますが、その時にしっかりこの本の「スゴ技」を使えるようにしておきましょう。余裕があれば巻末資料にも目を通しておきましょう。

10割に到達する方法

必要な参考書は以下の3冊です(すべて必要というわけではありません。自分に合うものを少なくとも一冊以上やってください。)

過去問


【特徴】過去に出題された問題を解くことができます。

【使い方】上記の参考書で学んだ内容を実践していきます。「一度本番で出た問題はもう次は出ないから過去問はやっても意味がない」と言われることもありますが、全く同じ問題は出なくても似たような手順を踏んだり、近しい知識が必要だったりすることもあるので、ぜひとも過去問に取り組みましょう。

予想問題集

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【特徴】予備校が出している予想問題に取り組めます。基本的には分野ごとではなく1セット分(つまり120分)ずつです。難易度は河合塾<駿台です。他の予備校も予想問題を出していますが、基本的にはこの二つで十分です。

【使い方】過去問同様に実戦練習を積んでいきましょう。

過去問と予想問題集、どう使い分ける?

基本的に過去問は演習量を稼ぐために使います。予想問題は直前期に時間を測って解くために使います。ただし、河合塾の予想問題は若干易しめなので、演習量確保に使ってもいいかもしれません。

まとめ

以上で共通テスト古文の勉強法の解説を終わります。共テ古文は正しい努力をすれば確実に結果が出せる科目です。この記事の内容を参考にして最速で得点を伸ばしていってください!

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