【大学受験】受験当日に向けて模試でやっておくべきこと

受験tips

こんにちは!現役京大生のぽとろです!

今回は受験当日に最高のパフォーマンスを出すために、模試でやっておくべきことについて紹介します。

皆さんは受験本番にしっかり自分本来の実力を発揮する自信はありますか?

受験は本番のたった1日で勝負が決まります。本番に良いパフォーマンスを出せなければ、いくら実力があっても合格はできません。

実力をしっかり出し切るには準備が必要です。特に模試は本番に近い日程や精神状態を経験できるので、本番を想定していろんなことを練習するのには絶好の機会です。

私は京都大学合格までの間に多浪を経験しており、受験の回数だけは人よりも多い(笑)のである程度受験生の参考になるような情報が提供できると思います。

この記事では私の複数回の受験経験をもとに、本番で自分の実力をフルに発揮する方法について解説していきます。

興味のあるところだけでもご覧いただければ幸いです。

ルーティンの重要性

本番に最高のパフォーマンスを発揮する方法はただ一つ、「ルーティンを作る」ことです。

皆さんは模試や本番などで毎回行うルーティンを持っているでしょうか。世の中には勉強法に関する情報は非常にたくさんありますが、ルーティンについて解説しているものはあまり多くないように感じます。

ルーティンといえばスポーツ選手がよくやっているイメージですよね。彼らは試合でいつもどおりの実力を出すために細かいルーティンを定めて毎回実行しているわけですが、プロがやっているものだと思うとなんとなくマネするにはハードルが高いと感じるかもしれません。

ですが受験生にこそルーティンは必要です。

なぜなら受験は1日の出来で結果が決まるからです。受験生もいわばアスリートってことですね。

どれだけ勉強を頑張って成績を伸ばしていても本番で実力が出せなければ実質努力が無意味になってしまいます。

例年「緊張で体調が悪くなってしまった」や「問題が解けなくて頭が真っ白に……」のような、実力とは無関係のところでパフォーマンスを落としている人が大勢います。

このようなことはルーティンの力によってなくす、もしくは軽減することができます。

ルーティンは本番だけ行っても意味がありません。一年間の努力を無駄にしないために、しっかり模試の段階からルーティンを作り、実践しておくことが大切です。

ここからは、私が何度も模試や共テ本番、二次試験本番を経験する中で練りに練った、「最大のパフォーマンスを発揮するルーティン」について解説していきます。

具体的なルーティン

ここからは具体的にいつ、どんなことをすべきかについて解説していきます。

ここに書いてあることを本番で行うことを想定して模試でも実践してみてください。

受験前日のルーティン

まずは意外と忘れがち、受験前日のルーティンです。

当日のことに注目してしまいがちですが、前日もいつもどおり寝るためにルーティンがあると安心です。

特に私は不安や緊張があるとあまり寝付けなくなる性格だったので、ルーティンを決めていました。

具体的には何時にお風呂に入るか、寝る前に何をするか、何時に寝るかなどです。

私は寝る一時間半前くらいまでに入浴を済ませ、寝る前に少しYouTubeを見て眠くなったら寝るというルーティンをやっていました。

また、ベッドに入ってから余計なことを考えないようにするために、気になること(明日の日程、持ち物の準備など)はすべてベッドに入る前に極力片付けるようにしていました。

受験当日の朝のルーティン

朝は出発の何時前に起きるか、朝ごはんは何を食べるか、身支度や朝ごはんにどれくらいの時間をかけるかを毎回同じような日程で行っていました(ちなみに朝ごはんには前日に買った菓子パンを一つ食べるというルーティンでした)。

朝起きると「いよいよこれから試験なんだ」という気持ちで焦ってしまいがちなので、ある程度いつもどおり過ごせるようにしておくとよいです。

会場に向かうまでのルーティン

意外と意識されないのが試験会場に着くまでのルーティンです。会場に向かうまでの時間は結構長いことが多く特にやるべきこともないので、あらかじめルーティンを考えておくべきです。

この時間は、適度な緊張感を保つことが重要です。

単語帳の復習などの勉強をやる人が多いですが、個人的には好きな音楽を聴いたり、ラジオを聴いたりなどリラックスすることを取り入れてもいいと思います。

理由は復習はしてもしなくてもあまり点数には影響しないからです。復習することがリラックスになるという人はそれでいいと思いますが、そうでない人は好きなことをしましょう。その方がよい精神状態で会場に向かうことができます。

私は現役の時はこのようなルーティンを持っておらず、緊張に耐える時間が長く苦痛でした。そのため浪人時代はルーティンをいろいろ試し、最終的に「会場に行くまでの間は好きな芸人のラジオを聞く」というルーティンを確立しました。くだらないことを聞いていると余計なことを考える余地がなくなり緊張せずに済むのでとても助かっていました。

余談ですが、「受験の際に聞いていた曲に受験のイメージが付いてしまい、好きな曲だったのに聞けなくなってしまった」という声を結構聞くので、音楽を聴くなら多少そういうことが起こる覚悟をしておいたほうがいいかもしれません。

休憩時間のルーティン

休憩時間にもルーティンを作っておくとリラックスできます。

具体的には昼食に何を食べるか、どんなお菓子を食べるか、リラックスのために何をするのかなどです。

私は昼食は菓子パン2個を毎回持っていきました。お菓子はラムネとチョコでした。

そして、リラックスのために毎回散歩に行って体を動かすようにしていました。また、15分ほど昼寝をすることも習慣にしていました。

具体的に何をすればいいかわからない人は、自分がリラックスできる方法を事前に探しておきましょう。

試験直前のルーティン

試験の問題や解答用紙が配られてから試験が始まるまでの間は、5分から10分ほど待たされることが普通です。

この間に余計なことを考えてしまうと集中力が減少したり不必要に緊張したりしてしまうので、ルーティンを作っておくとよいです。

私は試験が始まってからやるべきことを頭の中でシミュレーションするようにしていました。まず名前を書いて、次に問題を一通り読んで難易度を見極めて、それから……のような感じです。

内容は個々人で好きなようにすればよいです。試験が始まってから迷わず動けるようになるのでおすすめです。

試験中のルーティン

意外と試験中のルーティンも必要です。これは時間配分の戦略とは別の話です。

例えば私は「数学で詰まったらいったんトイレに行って頭をリセットする」という方法を使っていました。トイレに行くのは普段からやっていないと「トイレに行きたいけど時間を無駄にしたくないし……でも行かないと集中力が持たないかも……」のような無駄な逡巡を本番でやってしまいかねません。

また「頭が真っ白になったらいったん30秒くらいぼーっとする」という方法も使っていました。これも普段からやっていないとなかなかできません。

「試験時間が半分くらい過ぎたところで試験官に頼んで水を飲ませてもらう」なんていうことをやっている人もいました(これは事前に試験官に確認しておくべきですが)。

このような「ちょっとリスクを取る」系の行為は本番で急にできるものではありません。模試のうちからやって、慣れておきましょう。

まとめ

受験当日は誰しも緊張するものです。緊張とうまく付き合い、よりよいパフォーマンスが出せるように模試の段階から準備をしておきましょう。

受験生の皆さんが受験当日に最高のパフォーマンスを発揮できることを願っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

こちらもどうぞ

【大学受験】模試を最大限有効活用する方法 | 多浪京大生による大学受験徹底考察ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました