【大学受験】逆転合格する可能性を少しでも高める方法

こんにちは!現役京大生のぽとろです!

今回は「逆転合格の可能性を少しでも高める方法」について解説します!

この記事をご覧のみなさんは現在志望校合格に向けて努力を重ねている最中だと思いますが、なかなか判定が上がらず「本当に合格できるのだろうか………?」と不安を感じていらっしゃるかもしれません。私自身、京都大学合格までの道中で何度もD判定やE判定を突き付けられ、自分には合格は不可能かもしれないと思った経験が数えきれないほどあります。

この記事では現在D、E判定からの逆転合格を目指している受験生のみなさんが少しでも合格の可能性を上げられるよう、私自身の経験から徹底的に合格可能性を高める方法について解説していきます!

ちなみに「逆転合格の方法」と言わずあえて逆転合格の「可能性を高める」方法と書いているのは、逆転合格は当然難易度が高く確実に逆転合格できる方法など存在しないため、「これをやったら逆転合格だ!」というようなことを言うのは無責任だと感じたからです。

それでは解説を始めていきます!

逆転合格がいかに難しいか

まずはなぜ逆転合格がどれほど難しいのかということについて考えましょう。これはみなさんに逆転合格なんて無理だ!諦めろ!と言いたいからではなく、一旦冷静に敵の強さを見極めようということです。何事も準備がなければうまくいきませんからね。

みなさんは判定ごとの合格率は知っていますか?河合塾ではA判定80%以上、B判定65%以上、C判定50%以上、D判定35%以上、E判定それ以下というようになっています。

D,E判定を取ってしまった時点で合格はかなり厳しいと言えるでしょう。

しかし世の中には「逆転合格の方法」を謳う様々なコンテンツにあふれています。多くの「逆転合格の方法」に触れ続けていると感覚がマヒしていき、「自分は判定は悪いが、なんだかんだで受かる」と思い込んでしまうこともあるでしょう。ですが現実的に考えればすぐ分かることですが、コンテンツを生み出す側の人間の最終的なゴールは受験生が合格することではなく利益を得ることです。受験生の耳障りの良いことを言って再生数やPV数を稼ぐのが目的であることも往々にしてあるでしょう

また、そのコンテンツの発信者は「逆転合格を目指したが不合格だった人たち」の存在を無視していることにも注意が必要です。一人の逆転合格の裏には数多くの不合格者がいるはずです。それをあえて言わず、成功者の事例だけを持ち出してくるわけです(このような事象を「生存者バイアス」といいます)。

このようなコンテンツが全くの悪だと言うつもりはありませんが、受け取る側の受験生のみなさんは発信者の側の事情もしっかり考慮に入れて情報を取捨選択していってください。

話が逸れましたが、結論は「みんなが言うほど逆転合格って当たり前じゃないよ」ということです。だいたい判定通りの合格率に収束するのです。

以上でしっかり自分の現状を再確認できたと思います。

それを踏まえて次の二つの章では実際にどうしたら逆転合格の可能性を少しでも高めることができるのかについて、私自身の経験から解説していきます。

徹底的な自己分析

まずやるべきことは自己分析です。私は数学の点が伸び悩んでいた頃、ただがむしゃらに過去問を解き続けていた時期がありました。当然京大の問題の傾向には慣れていくわけですが、肝心の基礎力がついていないことに全く気付いていませんでした。というよりむしろ、自分の基礎力の足りなさから目を背けていました。過去問を何十年分も解いても模試で思うように点が伸びず、そこで初めて諦めたように基礎に戻りましたが、結果として点は以前よりも伸び、そして安定するようになっていきました。

当時の自分に足りていなかったのは自己分析でした。間違った方向に全力で進み続けていました。

逆転合格には自己分析が必須です。現在判定が良くないということは何かしら自分が見落としている弱点が存在するはずです。がむしゃらに努力する前に一度立ち止まって自分の能力について見つめなおしてみてください。

自己分析には模試を活用すると良いです。模試で正解できなかった問題について、どうしたら次同じような問題で正答できるようになるかを自分なりに徹底的に考えましょう。

勉強時間を確保することが最優先だと思われがちですが、その前にやるべきことは「最短で成績を伸ばす方法を確定させること」です。

もしかしたらみなさんの中には「勉強法を固定するのは怖い」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、仮に確定させた勉強法をこなす中で何かが間違っていると気づいたらその都度修正すれば大丈夫です。むしろ定期的に自己分析を行い、勉強法を修正すべきです。

自己分析のポイントは最短合格プランを決定することだということが分かったと思います。ここからはその勉強法をどのように進めていくかについてです。

勉強習慣の確保

ここまでで勉強法は確定できたものとしましょう。みなさんは逆転合格を目指しているわけですから、その勉強法はおそらく「大量の勉強時間を要するもの」だと思います。

その勉強法をこなすのはとても労力がかかるためつい勉強を後回しにしたくなるかもしれませんが、逆転合格のためにはそんなことは言っていられません。今日から全力フルパワーで勉強時間を捻出しましょう。

これは精神論などではなく、「どうせ後で時間は足りなくなる」という経験則に基づいたものです。私自身勉強計画を立て、一日にこれぐらいやれば間に合うだろうというペースで勉強をしていましたが、結局足りなくなるんですよね、これが。勉強に限らずですが、大抵の計画は、どれだけ完成度が高くても途中で変更が求められます。受験でいえば、参考書を追加したり、復習を増やしたりといったことが起きるのは想像に難くないでしょう。

逆転合格を目指している方ならなおさらそのように変更が必要になるでしょう。大変かとは思いますが、是非今日から全力で勉強時間を増やしましょう。早めに勉強時間を増やしておけば後々勉強習慣で困ることはなくなりますし、当然合格の可能性もより高まります。

まとめ

以上で逆転合格の可能性を少しでも高める方法についての解説を終わります。逆転合格はとても難易度が高く、成し遂げるのは非常に困難です。ですが諦めず、努力を継続できれば当然不可能ではありません。この記事を参考にして間違った勉強法から脱し、勉強習慣を確立して、志望校合格まで突き進んでください!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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